不動産実務検定1級認定講座で学べること
不動産投資戦略、調査、事業収支計画の策定、競売実務、またこれに関する建築知識、民法、税務、ファイナンスの知識を習得する。
1級資格を取得すると
初心者でも不動産投資の基礎から応用まで体系的な知識を学ぶことができます。
また、実務知識を始め、各種法令や税務を熟知することで不動産関連の専門家と対等なコミュニケーションが成り立ち、目的をスムーズに達成できるようになります。
対 象:以下のような方
▲ゼロから大家さんになる具体的な方法を学びたい。
▲不動産投資の基礎から応用まで体系的な知識を学びたい。
▲不動産投資のファイナンスに関して具体的な知識を学びたい。
▲不動産調査の具体的手法を学びたい。
▲競売、借地取引に関する具体的な知識を学びたい。
▲建築に関する基礎的な知識を身につけたい。
▲具体的な税金対策の手法について学びたい。
受講料:96,580円(税込)【内訳:受講料・テキスト代・送料・受験チケット】※認定料他別途
時 間:全12時間(認定校の講座開催スケジュールによる)
講座の具体的な内容
【1時間目】
Ⅰ総論(ライフプランニングと不動産投資)
▼コンサルティング活動とコンプライアンス
(法令・倫理遵守)
1.不動産実務検定と倫理
2.関係業法の遵守
3.業際問題の理解
▼社会経済の変化と今後の賃貸経営
1.人口動態と需給予測
2.景気と投資の関係
3.時代と共に変化する賃貸経営
4.リスクとつきあう不動産投資
▼ライフプランニングと不動産
1.ライフプランに応じた投資スタイルを導き出す方法
2.資産背景別の投資スタイル
3.不動産投資と土地活用
【2時間目】
Ⅱ税務
▼不動産の税務
- 不動産投資が節税に優れている理由
- 減価償却の仕組みを理解する
- 中古物件の耐用年数と減価償却の計算方法
- 事業開始時に届ける書類とタイミング
▼消費税
- 消費税の基本的な仕組み
- 消費税の重要用語
- 消費税還付の条件
- 不動産を売却することによって課税業者になるので注意
▼デッドクロス
- デッドクロスとは
- デッドクロス対策
- 内部留保でデッドクロスに備える
- 税金対策が必要になる本当の理由
▼不動産に関わる税金
- 不動産に関わる主な税金
- 登録免許税
- 不動産取得税
- 固定資産税・都市計画税
- 印紙税
- 不動産の譲渡にかかる税金
3時間目
Ⅲファイナンス
▼不動産のファイナンス
- 不動産のファイナンスの知識はなぜ必要か?
- 日本の金融機関が担保主義になる理由
- 金融機関の種類と特徴
- 融資の種類
- 融資可能になる条件
- 金融機関の担保評価と融資可能限度
- 元利均等返済方式と元金均等返済方式
- 変動金利と固定金利
- 融資審査の仕組み
10. 融資打診時に必要な主な書類
11. 銀行選びのポイント
12. ペイオフ対策の基礎知識
13. 自治体などの補助金を活用する方法
14. ノンリコースローン
12. 不正融資問題
4時間目
Ⅳ不動産投資 STEP1-STEP2①
▼ライフプランを立てる
- ライフプラン(人生設計)を明確にする(ライフプランニング)
- ファイナンシャルゴールへの道は人によって違う
- 不動産投資は月々の希望手取額で考える
▼取得方針の策定
- 不動産投資の判断基準
5時間目
Ⅳ不動産投資 STEP2②-STEP4
▼取得方針の策定
2. 投資用不動産の種類と特徴
3. 投資エリアの絞り込み
4. 投資エリアの分析(人口動態、収益性、維持管理)
5. 予算を決める
▼物件検索
- 物件情報の収集
- 物件チラシを入手
▼机上調査する
- 机上調査に必要な資料とチェック項目
6時間目
Ⅳ不動産投資 STEP5
▼事業収支計画を立てる
- 事業収支計画
- 事業収支計画の基本
- 事業収支計画のチェックポイント
- 新築物件の事業収支計画の立て方
7時間目
Ⅳ不動産投資 STEP6
▼現地調査
- 現地調査
- 建物調査
- 役所調査(関連法規制の調査)
8時間目
Ⅳ不動産投資 STEP7-STEP9①
▼買付申込み
- 売主に買付申込書を提出する。
▼契約の準備をする
- 契約までの準備・確認作業を行う
▼契約~物件の引渡し
- 売買契約書
- 契約書を取交わす
- 残代金決済と物件引渡し
- 担保責任
9時間目
Ⅳ不動産投資 STEP9②
▼契約~物件の引渡し
5. 登記事項の調査方法
6. 登記簿以外の法務局資料の調査
7. 境界、相隣関係
Ⅳ不動産投資 6.その他の知識
▼その他の知識
- 不動産投資信託
10時間目
Ⅳ不動産投資 3.不動産関連法
▼不動産関連法規
- 宅地建物取引業法
- 都市計画法
- 建築基準法
- その他の法令
11時間目
Ⅳ不動産投資 4.借地取引き 5.競売
▼借地取引き
- 借地権の基礎知識
- 借地権のポイント
- 旧借地法と新法
- 定期借地権
- 借地権の価格及び取引きに関する費用
▼競売
- 不動産競売とは?
- 競売のメリット・デメリット
- 競売情報の収集と入札準備
- 入札時の留意点
- 開札及び落札後の手続き
- 特別売却
- 任意売却
- 公売
12時間目
Ⅴ建築
▼建築構造と建築材料
- 建物の構造と概略
- 木造(W造)
- 鉄骨造(S造)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
▼建築構造とコストの関係
▼購入した土地に収益物件を新築する
- 新築する際の投資効率を簡易判定する
▼大規模修繕
- 建物の老朽化
- 一般的な大規模修繕の時期と箇所
- RC造・鉄骨造の建物の大規模修繕の時期と箇所
- 木造建築の大規模修繕の時期と箇所
受講生からの質問と講師回答
疑問点などは講義中または休憩時間に講師に直接質問できます。
また、アンケートに記載いただければ講師が丁寧にお応えします!!
例
[質問] 行政の補助金を利用した場合、何年間の維持管理の責任等ありますか?
[講師回答]
補助金にもよりますが、セーフティネットによるリフォーム補助金などは・・・
[質問] 滞納保証会社に賃貸借契約途中から加入するのはハードル高いですか?
[講師回答]
すでに入居されている方でも、家賃保証会社と契約することは可能です。
保証契約の当事者は・・・
[質問]
普通借家契約で定期借家契約に変更したい場合、どのようにすすめていくのですか?
スムーズに変える事はできますか?
[講師回答]
入居者がもつ定期借家のネガティブなイメージ
・退去させられる
・家賃が上がる
等を消していくことでしょう。
入居者には「再契約」を前提とした賃貸借であり・・・
受講生からの質問と講師回答は、「卒業生のページ」からご確認いただけます。
※受講済みの方のみ。